E.Tさん さん
柔道整復学科 2013年卒業
卒業生インタビューNo.16
“藁にも縋る思い”に応える。側弯症に手術以外の選択肢を
勤務先
側弯症改善LAB 院長
職種
柔道整復師
卒業年度
柔道整復学科 2013年
所属学科
柔道整復学科
01未知の領域への思い切った挑戦
卒業後は接骨院に就職して実務経験を積み、2020年より本格的に側弯症について学びました。現在は接骨院で一般治療にあたる一方で「側弯症改善LAB」を立ち上げ、「側弯症に手術以外の選択肢を」をテーマに掲げ、側弯症の保存療法にあたっています。数ある接骨院や柔道整復師のなかでも「自分の強みはこれだ」というもの持ちたいという思いが芽生えたのと、また、慢性的な疾患に対し自分のなかで納得できていないもどかしさを感じるようになり、きちんと勉強してみたいと思ったのがそのきっかけです。側弯症は、一般的には悪化したら手術するしかなく、保存療法で改善できるとは思われていないのが前提なので、いわば未知の領域。自分にとって思い切った挑戦でした。
02動画配信を機に国内外から反響が
2020年より本格的に「シュロス法Ⓡ」を修得し、「側弯症改善LAB」を立ち上げて「側弯症に手術以外の選択肢を」をテーマに側弯症の保存療法を行っています。そもそも認知度が低いこともあり、開院して最初の3ヶ月は1件の問合せもありませんでした。ですが、分かりにくいものを分かりやすく伝えたいという思いから動画配信を始めたところ次第に反響があり、新幹線や飛行機の距離はもちろん、海外からの来院もありました。
来院される方は、きまって「病院で手術するしかない」と言われた方たち。さまざまな理由から手術を受けることに抵抗があり、八方ふさがりとなった方々が、藁にも縋る思いで連絡してこられます。ある男子高校生は、「手術を避けるため1年間コルセットを付けて保存療法を試みたが、結果がでないどころか悪化してしまった」とのこと。絶望し、治療の意欲も失せている状態でした。ナーバスな心をほぐすところから始め、徐々に信頼を得てから治療を進めた結果、少しずつ改善して側弯の角度も減り、何より表情が明るくなって行動が前向きになりました。結果を出せたことで、私も確かな手ごたえを感じています。
思い返せば、ニッケンで、確かな基礎学力をしっかりと身に付けていたこと。就職した院では、技術や知識だけでなく事業経営などあらゆることを総合的に学び、考える力を得たこと。そうした経験のすべてが今につながっています。

